大手VTuber運営事務所4選&所属する代表的なVTuber

VTuberの活動方法には、大きく分けて「企業勢」と「個人勢」の2パターンがあります。

企業と契約してバーチャルタレントとして働いているのが企業勢、特に何の制限もなく自由に活動しているのが個人勢という感じです。

何のしがらみもない個人勢の自由さも魅力ですが、設備やサポートの整った企業勢の配信は観ていて安心できるのがいいですね。

そんなわけで今回は、多くの企業勢VTuberが所属する大手運営事務所をご紹介しようと思います。

それぞれの事務所に所属する代表的なVTuberも合わせてご紹介しますので、VTuberを目指す方も必見ですよ!

upd8(アップデート)

「ジゲンを超えた活躍、ムゲンの可能性」のキャッチコピーで多くのVTuberを輩出してきたのがupd8(アップデート)。

バーチャルタレントのサポートからメディア対応まで、VTuber関連の業務を一手に担う代表的なVTuber運営です。

日本におけるVTuberの草分け的な存在であるキズナアイさんがこちらの所属とあって、やはり国内トップのVTuber事務所というイメージが強いですね。

ただし厳密には「事務所」ではなく「プロジェクト」ということになっており、VTuberたちも所属タレントというよりは「upd8の支援を受けた参加者」という扱いになっている模様。

upd8は参加者に対して、VTuberとして活動する上でのノウハウや、機材の提供、コラボやグッズ化といったサポートを行っています。

ノウハウはないけどVTuberになってみたい!と思っている方は、一度upd8の公式サイトから参加を検討してみるのもおすすめですよ。

所属VTuber:キズナアイなど

上記でも触れましたが、やはりupd8の参加者筆頭はキズナアイさんでしょう。

VTuber人口が1万人を突破したと言われる現在でもファン数は不動の一位を保ち、YouTubeのチャンネル登録者数は2020年1月現在で269万人という驚異的な数字を叩き出しています。

今、バリバリ現役で活動しているVTuberさんの中にも、キズナアイさんの動画を見てVTuberを目指したという方は少なくないですね。

キズナアイさん以外では、おめがシスターズ・つのはねあかぎ・小山内めい・YuNiなどがupd8の参加者。

また、upd8の中から「有閑喫茶あにまーれ」や「ハニーストラップ」といった人気VTuberコンテンツが生まれることも多いです。

にじさんじ

今もっとも勢いのあるVTuberグループの一つが、いちから株式会社の運営する「にじさんじ」ではないでしょうか。

「にじさんじ」はもともと誰でも簡単にVTuberモデルを制作・配信することのできるスマホアプリの名前だったのですが、その広報担当として現れたVTuberたちの人気が爆発的に伸びたため「にじさんじ」自体がVTuberプロジェクトになったという裏話があります。

にじさんじの所属タレントたちは基本的に「VTuber」という言葉を使わず、自分たちのことを「バーチャルライバー」と称しています。

これはYoutubeに限らずバーチャル方面の活動を幅広くしていこうという方針によるもので、にじさんじ所属タレントはテレビ出演や音楽ライブなどに幅広く参加しています。

「一期生」と呼ばれる最初のにじさんじメンバーはわずか8人だったのですが、人気の高まりと共にメンバー数を増やして現在は100人以上の大所帯に。

かなり個性豊かなメンバーの揃うVTuberグループとして、世界各国から注目を浴びる運営企業です。

所属VTuber:月ノ美兎など

にじさんじの人気を不動のものとしたVTuberが月ノ美兎さんです。

月ノ美兎さんは「清楚な委員長キャラ」として生み出されたにもかかわらず、下ネタやグロに耐性のあるトークスキルが話題となって人気を高めました。

にじさんじはおろかVTuberの配信すら見たことがないという人でも、月ノ美兎さんのことは知っていたりするほど世間での知名度が高まってきています。

月ノ美兎さんのほかには、ゲーム配信で人気の本間ひまわりさんをはじめ、樋口楓・静凛・勇気ちひろ・剣持刀也などが所属中。

VTuber同士でのコラボを行うことも多いので、見れば見るほど知っているVTuberが増えていって楽しいというのもにじさんじ配信の魅力です。

ホロライブ

ホロライブは、カバー株式会社が開発したVTuber専用配信システムです。

にじさんじと同様、もともと「ホロライブ」は配信システム自体を指す言葉だったのですが、今ではVTuberグループを指す言葉として定着しています。

現在では「イノカナミュージック」「ホロスターズ」と合わせて「ホロライブプロダクション」傘下に収まり、VTuber事務所としてますます力をつけていますね。

新メンバーの募集は随時行われているので、VTuberになりたい方の登竜門のひとつとしても知られるようになっています。

しかし注意点として、ホロライブは現在のところ女性VTuberのみを採用する方針になっているため、男性のVTuber志望者は応募が出来ません。

参加者を女性に絞ることで「女性VTuberアイドルグループ」としてのブランドを高めているのもホロライブの特徴といえますね。

所属VTuber:ときのそらなど

ホロライブの所属者は全員が女性VTuberなので、他の運営事務所に比べると男性ファンに指示されています。

代表的な所属タレントはときのそら・さくらみこ・湊あくあ・ロボ子さんなど…元にじさんじの闇夜乃モルルが転生した姫森ルーナさんがいることでも話題になりました。

VTuberの人気の指標でもある「切り抜き」の動画では、最近だと兎田ぺこらさんも要チェック。

人数こそupd8やにじさんじには及びませんが、その分ひとりひとりのタレントを手厚くサポートしている印象の強い運営企業です。

.LIVE(ドットライブ)

.LIVE(ドットライブ)はVTuber業界では老舗の事務所のひとつです。

VTuberブームが起こった際に「四天王」と呼ばれた一人である電脳少女シロを始め、VTuberといえば女性向けという印象が強かった時代に「世界発の男性VTuber」と銘打ったばあちゃるさんをデビューさせた企業でもあります。

もしも.LIVEがなければ、今のVTuber業界は少し違っていたかもしれないと思えるほどの偉業を成し遂げた運営企業です。

電脳少女シロを筆頭に活動している「アイドル部」があるのもこの企業ですね。

VTuberという文化が、素人のお遊びから「アイドル」という風潮に切り替わったのも.LIVEのおかげといえるかもしれません。

所属VTuber:電脳少女シロなど

VTuber四天王の一人である電脳少女シロが、.LIVEを引っ張る大黒柱的な存在です。

すでにチャンネル登録者数70万人越えのトップVTuberでありながら、活動開始から毎日欠かさず新作動画をアップし続けるという化け物じみた活動意欲を見せ続けています。

電脳少女シロ以外には、ばあちゃる・メリーミルク・木曽あずき・花京院ちえりなどが.LIVE所属。

アイドル部を名乗るだけあり、女性VTuberが大多数を占めているのが特徴ですね。

まとめ

VTuber文化が浸透していくにつれ、VTuberをサポートする運営事務所や支援プロジェクトの輪も広がってきています。

しかし最近ではミライアカリさんや猫宮ひなたさんの所属していた大手事務所・ENTUM(エンタム)が活動を終了させるなど、VTuber業界に厳しい風も吹きつつあるようです。

まだまだファン数の増え続けているVTuber業界、この文化を廃らせないためにもVTuberにとってより良い活動環境が整えばよいものですね。